委員長メッセージ
ホームページ開設にあたり

「つながり」を強化、
「声の掛け合える」環境を構築。
西川ゴム労働組合執行委員長
沖村 龍洋
組合員のみなさん、日々の業務および労働組合のとりくみご苦労様です。
執行委員長を仰せつかっております、沖村と申します。この度、労働組合では、ホームページを開設しましたので、開設にあたりご挨拶申し上げます。
労働組合の活動は「顔合わせ・心合わせ・力合わせ」が基本と良く言われますが、すなわち、働く仲間が集い、意見を出し合い審議し、みんなで決めた活動を役割分担して行う、この方法がとりくみを進める上で不変的で重要なポイントと思っております。
一方で、日本は経済成長により電化製品や携帯電話が普及し、ほとんどの困り事が自分で解決できる豊かな時代となりました。困り事を誰かに相談したり、困っている人に声を掛けたりする機会が少なくなっているように思います。また、個人情報保護法やハラスメント防止法の制定にコロナ禍もあいまって、人と人との距離にも変化が生じているように思います。
では、困り事は無くなっているか、というとどうでしょうか?困り事は無くなっていないどころか、時代の変化により高度化し、アイデンティティが尊重され多様化し、そしてこのよう環境で潜在化しているように思います。
そう言った背景を考えると連合や労福協が「包摂」や「誰一人取り残されることのない」という取り組みのスローガンを掲げられるのは、「人と人のつながり」を大切にし「声を掛け合える」コミュニケーション環境の再構築が必要とされているように思います。
西川ゴム労働組合でも、組合員意識調査アンケートの結果から「コミュニケーション」が引き続きの課題であることが判り、コミュニケーション環境を改善するいくつかの方策の一つとして「ホームページ作成」を考えました。IT化が進んだことで、組合員さんが手軽に「顔合わせ、心合わせ、力合わせ」できる新たな方法として考えております。
今までできなかった質や量の情報を相互に組合員さんとやり取りし、今よりもさらに「つながり」を強化し「声の掛け合える」環境を構築していきたいと思いますので、皆さんの積極的なご参加をお願いしたいと思います。
以上