活動方針
2022年度活動方針
はじめに
私たちを取り巻く環境として、新型コロナウイルスの終息が未だ見えない中、中国がロックダウンするなど経済の停滞感が強まっています。また、ロシアによるウクライナ侵攻により原油価格が上昇し、物価やエネルギー費が高騰したため企業業績や我々の生活にも大きな影響が出ています。自動車生産においては、生産量の予測が立たない状況が続き、人員対応に苦慮した状況が続いています。そういった先行きの見えない不安定な環境の中では、雇用や生活を守る活動を最優先に考えとりくむことが必要です。
一方で、少子高齢化が進み生産年齢人口は減少し続ける中で、様々な事情により生活と仕事のバランスが取れない働き方・働かせ方が浮き彫りとなっており、労働力確保のために働き方の多様化が求められております。
我々はこれらの現状を踏まえた上で新たな活動ビジョンを策定しました。それは、これまで改善を続けてきた「働く環境」や「働きかた」に加えて、西川ゴムで働いていて楽しい・嬉しいと思える「働きがい」に軸を置いた活動目標としています。特にそのプロセスに目を向け、組合員がお互いに尊重しながら意見を交換し、進む方向性を決め、みんなで取り組むことが重要と考えています。そのボトムアップの活動を支える、情報伝達手段や各職場レベル懇談会を充実させていきたいと思いますので、共に頑張りましょう。
活動の基調(キーワード)
- エンゲイジメントの向上
使協調を基軸とし、安全・安心で働きやすく働きがいのある職場環境を整え、生産性向上に寄与し、雇用の確保及び労働条件の維持向上に努める。
- ワークライフバランス向上
心身ともに健康に過ごし、また家族や趣味・地域貢献などに必要な生活時間を確保するために働き方を見直し、仕事と生活を両立させる。 - 一体感のある活動
コミュニケーションを活性化し、組織の一員である意識を向上させ、より多くの組合員が参加することを目指す。
重点活動
- 労働条件の維持向上
賃金水準の維持、諸手当の課題改善、多様性に対応した働き方へ向けての課題把握
- 労使協議の充実
春取りでの労使協議指標の再検討、提案型労使協議の実施、経営状況の理解促進
- 組織強化
外部活動参画、研修会内容の充実、支部活動の活性化、情報宣伝方法の改善検討
- 安全衛生対策
職場巡視の強化、 緊急時対応の周知、交通災害防止活動の強化、暑熱対策
- 心と身体の健康づくり
ハラスメント対応、健康状態把握、健康促進活動
日常活動
日々の活動の中で、一歩一歩着実に前進し、個々の役割を確実に実行することで、組織として信頼され頼られる活動を目指す。